熱を感知するタイプの火災報知機

火災発生の予兆には部屋の室温があります。熱によって通常の状態から大きく上昇します。
熱を感知するタイプの火災報知機は、その熱を感知することで異常を教えてくれます。

熱を感知する火災報知機には、
差動式スポット型、定温式スポット型、サーミスタ式、差動式分布型の4種類あります。

1.差動式スポット型感知機

火災報知機の周囲の温度が短時間で変化したことを感知し警報が鳴るタイプの報知機です。
エアコンなどによる室温の変化など、緩やかな温度変化に対しては反応しません。

2.定温式スポット型感知機

指定温度以上になった時に警報が鳴るタイプの報知機です。
温度の上昇が緩やかであっても、指定された温度になれば警報がなりますが、
設定されている作動基準温度(60度から70度)に、日常生活の中で達することはないので、
故障以外での誤作動はまず考えられません。

3.サーミスタ式熱感知機

サーミスタという物質を使用した火災報知機です。
サーミスタとは、電気抵抗が温度の変化に応じて変わるという半導体で、
温度変化を解析する事で警報が鳴ります。差動式、定温式の両方共にサーミスタを使用した感知機があります。

4.差動式分布型熱感知機

差動式スポット型と同じく短時間の温度変化に反応して警報が鳴ります。
感知器本体から空気管をループ状に張り巡らせて、空気の膨張を計るので、
一般家庭にはあまり馴染まないタイプで、高くて広い天井のある場所で使われます。


これからは、設置義務化により一般家庭にもこれらの報知機が設置される事になるので、
火災報知機の種類について頭に入れておきましょう。

火災報知機設置の義務化が、商品に与える影響は小さくないでしょう。
この競争が激化が、各メーカーを刺激し義務化が良い方向に作用してくれる事を願っています。

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